2017年7月14日金曜日

カペラ7月公演直前メッセージと【期間限定公開】プログラム・ノート (プログラム・ノートは公開終了)

直前メッセージ



おかげさまでヴォーカル・アンサンブル カペラは結成20周年を迎えることができました。これまで支えてくださった皆様に心より感謝いたします。まもなくその記念の演奏会が開催されます。カペラにとって思い入れのとても深いジョスカンの聖母ミサ曲を演奏します。この曲はレグルスよりCDもリリースされています。カペラにはこのところ若手メンバーも加わっていますが、そういうこともあってもう一度細部にわたって検討しながら練習しています。20年の歳月を経た、深化したアンサンブルでこの名曲をお楽しみいただけることと思います。今年没後500年を記念するイザークによる聖母被昇天の壮大なモテットや、グレゴリオ聖歌を交えて、聖母の真夏の大祝日に捧げるミサの形で組んだプログラムです。演奏会場ではカペラの新譜ジョスカンの「歌謡ミサ」の先行販売、また20周年記念グッズの販売も予定しています。皆様のご来場を心よりお待ちしております。

花井哲郎




プログラム・ノート


プログラム・ノートは公開終了いたしました。
ヴォーカル・アンサンブル カペラの今後の情報は以下公式ブログでご覧ください。
http://www.cappellajp.com/index.html





2017年7月4日火曜日

カペラ定期公演と友の会会員募集(2017/2018シーズン)


日本で唯一、ルネサンス宗教音楽を専門とするプロのアンサンブル、
ヴォーカル・アンサンブル カペラの演奏を定期的に楽しみ、
そしてその活動を支えていただくのが友の会の目的です。

静謐な修道院での生活のように、
日々の繰り返しの中で深まっていく典礼に参加するように、
グレゴリオ聖歌とフランドルのポリフォニーの響きのなかに身と魂を浸していく…。
そんな仲間にあなたも加わりませんか。


ごあいさつ


ヴォーカル・アンサンブル カペラは今年結成20周年を迎えることができました。ルネサンス音楽一筋に、計量記譜法にこだわり、典礼形式を守り、徹底した演奏法を追求し続けてきました。CD録音も枚数を重ねています。ここまでこだわった活動を続けてこられたのもひとえに会員の皆様の支援のおかげです。こころより感謝いたします。近年加わってきた若手のメンバーと共に、これからの20年に向けて決意新たに次の一歩を踏み出します。
20周年記念の演奏会として、7月にはカペラがこれまで演奏を続けてきたジョスカンのミサ曲、今年没後500年を迎えるイザークの代表的な大作モテットを取り上げます。また、10月には新たな挑戦として、初めてパレストリーナに取り組みます。そして2018年はピエール・ド・ラ・リューの没後500年、1月にそれを記念して聖母のための美しいミサ曲を歌います。
今年度も質の高いルネサンス音楽演奏を目指していきます。どうぞよろしくお願いします。



プロフィール


ヴォーカル・アンサンブル カペラは、古楽に取り組む歌手とともに1997年に花井哲郎によって創立された声楽アンサンブルです。グレゴリオ聖歌とルネサンス・フランドル楽派の宗教曲をその主なレパートリーとしています。
宗教作品はその曲が意図された典礼的枠組みの中で演奏されたときに、その真価を最大に発揮できるという考えから、通常の演奏会であっても教会という場をお借りして、ミサや晩課の形式を取り、グレゴリオ聖歌やラテン語による聖書朗唱などとポリフォニー楽曲をとりまぜたプログラムを組むようにしています。楽譜はすべて15、6世紀に書かれた計量記譜法によるオリジナル譜を用い、ラテン語の歌詞は、その作品、作曲家にふさわしい発音を採用します。たとえばフランス・フランドルの音楽では歴史的なフランス語式に発音します。そしてその発音に基づいた発声法により、旋法的な旋律の動きを表現し、純正な音律によるハーモニーと、教会の音響の中で最良の響きを得られるよう努めています。
その活動が認められ、2015年、第27回ミュージック・ペンクラブ音楽賞を受賞しました。これまでに11枚のアルバムを録音、その多くが「レコード芸術」「朝日新聞試聴室」などで推薦盤に選ばれています。2009年からはジョスカン・デ・プレのミサ曲全集のリリースを続けています。またカペラの演奏は日本初のクラシック専門インターネット・ラジオ局OTTAVAのテーマ曲、ジングルに起用され、毎日の放送で随所に流されています。
カペラはその活動を通して、天の響きを地上に再現し、清らかな波動を送り続けることを目指していきたいと考えています。


カペラ友の会のご案内



定期会員


1年間、全3回の定期公演でカペラの演奏をお楽しみいただける定期会員。1回ずつのご購入よりもお得です。

原則として最前列の2列は定期会員の方のみが座れる優先シートです。またライブCDがお手元に届きます。
特典をぜひ実感してください。(公演内容は次ページをご覧下さい)

会費 11,500円  *定期公演3回のチケット・各1枚のご購入代金。 通常の前売料金(4,500円×3回)より2,000円お得です。

特典

会員優先座席
最前列と2列目は早くからお並びいただいた定期会員の優先シートです。
*会場によっては会員の方全員がお座りになれないことがございますことをご承知おきください。

会員割引
フォンス・フローリス主催公演チケットを割引価格でご購入いただけます。
(会員ご本人様1名分のみとさせていただきます)

ライブCD贈呈
カペラ・ライブCD(非売品)を1枚贈呈します。

日程の振替
複数回公演に限り、ご都合が悪くなった場合別の公演日に振り替えられます。
事前にお知らせいただき、振替公演日に直接会場へお越しください。

プログラムへの芳名記載
会員の方のお名前をプログラムへ記載させていただきます。
匿名希望の方は、お申し込み時にお知らせください。

会員パーティ
★2018年1月8日(月・祝) 九段教会での公演後、メンバーと交流の時を持てる会員パーティを予定しています


賛助会員


カペラの安定的な運営をご寄付で支えてくださる“賛助会員”を募っております。 継続的な演奏活動のために、ご支援のほどよろしくお願いいたします。 会費 1口 22,000円 *定期公演3回のチケットを各1枚贈呈いたします。


特典

定期会員に準じます。 さらに会員パーティーなど特別な催事の際には優先的にご案内いたします。


ご寄付について


1口1万円より、随時受け付けております。皆様のご支援をお願い申しあげます。



申込方法
(締切 2017年7月18日)


(1)下記申込項目を事務局までお知らせください
  ファクス 必要事項をご記入の上、ご送信ください(窪田 fax 04-7140-7225)
  電子メール 必要事項をお知らせください(contact@fonsfloris.com)
(2)会費をお振込みください (振込手数料はご負担くださいますようお願い申しあげます)
(3)お申込みとご入金確認後、7月と10月公演チケットをお送りいたします
  ※公演会場で申し込まれる場合は、受付へ申込書と会費をお持ちください。チケットをお渡しします。

会費・チケット代金お振り込み先  
楽天銀行第二営業支店 普通預金7506495 カ)フォンス フローリス

申込項目


1. お名前
2. 新規 / 継続 (お名前と変更点のみの記載でも結構です)
3. お名前
4. 申し込み項目 [ 定期 ・ 賛助 ・ 寄付  ] =__________________円
5. ご住所
6. 電話
7. ファクスまたは電子メール
8. 7月のご希望公演日(変更可能です) [ 16日 18日 ]
9. 定期公演プログラムへの芳名記載を希望[  する しない   ]




2017/2018シーズン定期公演



ヴォーカル・アンサンブル カペラ創立20周年記念演奏会 1
ジョスカン・デ・プレ 聖母のミサ
〜グレゴリオ聖歌とルネサンス・ポリフォニーによるミサ形式の演奏会


    2017年
    7月16日(日)午後5時 カトリック由比ガ浜教会 
    7月18日(火)午後7時15分 東京カテドラル聖マリア大聖堂(カトリック関口教会)

グレゴリオ聖歌 Gregorian chant 
 聖母被昇天のミサ固有唱
 Proprium missae de Assumptione Beatae Mariae Virginis

ジョスカン・デ・プレ Josquin des Prez (1450/55?-1521) 
 聖母ミサ 「思い起こしてください、おとめである御母よ」「めでたし いとも聖なるおとめ」 
 Missa De beata virgine, "Recordare, virgo mater", "Ave virgo sanctissima

ハインリヒ・イザークHeinrich Isaac (1450/55?-1517) 
 「いとも聡明なおとめ」 "Virgo prudentissima"



ヴォーカル・アンサンブル カペラ創立20周年記念演奏会 2
パレストリーナ 教皇マルチェルスのミサ
〜グレゴリオ聖歌とルネサンス・ポリフォニーによるミサ形式の演奏会


    2017年10月3日(火)午後7時15分東京カテドラル聖マリア大聖堂(カトリック関口教会)

グレゴリオ聖歌 Gregorian chant  
 司教証聖者のミサ固有唱
 Proprium missae confessoris pontificis 

ジョヴァンニ・ピエルルイージ・ダ・パレストリーナ Giovanni Pierluigi da Palestrina (ca.1524-1595) 
 教皇マルチェルスのミサ 「鹿が泉の水を慕い求めるように」ほか  
 Missa Papae Marcelli, "Sicut cervus desiderat"


ラ・リュー没後500年記念公演
ラ・リューの聖母ミサ
〜グレゴリオ聖歌とルネサンス・ポリフォニーによるミサ形式の演奏会


   2018年 1月7日(日)(予定)午後4時 カトリック由比ガ浜教会(予定)
   1月8日(月・祝)(予定)午後3時 日本基督教団 九段教会(予定)
   1月9日(火)(予定)午後7時 東京オペラシティ3階・近江楽堂(予定)

グレゴリオ聖歌 Gregorian chant  
 聖母のミサ固有唱
   Proprium missae de Beata Maria Virgine

ピエール・ド・ラ・リュー Pierre de la Rue (ca. 1452-1518) 
 ミサ《アヴェ・マリア》ほか
   Missa Ave Maria



  ヴォーカル・アンサンブル カペラ ウェブサイト
  http://www.cappellajp.com/topics/index.html