日本で唯一、ルネサンス宗教音楽を専門とするプロのアンサンブル、ヴォーカル・アンサンブル カペラの演奏を定期的に楽しみ、そしてその活動を支えていただくのが友の会の目的です。
静謐な修道院での生活のように、日々の繰り返しの中で深まっていく典礼に参加するように、グレゴリオ聖歌とフランドルのポリフォニーの響きのなかに身と魂を浸していく…。
ごあいさつ
ヴォーカル・アンサンブル カペラ2019年の定期公演は、変則的に2回公演となります。その2回で15世紀中庸の二人の作曲家の代表作を取り上げます。ブルゴーニュ宮廷の音楽家であったビュノワはあまり知られていないかと思いますが、デュファイの次の世代を代表する作曲家です。ミサ《ロム・アルメ(武装した人)》は同じ旋律を使ったミサ曲が15世紀から16世紀にかけて数多く作られました。ビュノワの作品はおそらくその最初の曲ではないかと思われます。一方フランス宮廷の音楽家オケゲムは、レクィエムや、対位法の技巧を駆使した作品が有名ですが、ミサ《ミミ》もオケゲムらしさを存分に味わえる名作です。シャンソンの素材を使っていることが知られていますが、世俗を超越した神秘の響きを湛えています。それぞれグレゴリオ聖歌とモテットを交えてミサ形式で演奏します。新しいメンバーも加えた円熟のアンサンブルで、この緻密な名作2曲をじっくりとお楽しみください。
ヴォーカル・アンサンブル カペラは、古楽に取り組む歌手とともに1997年に花井哲郎によって創立された声楽アンサンブルです。グレゴリオ聖歌とルネサンス・フランドル楽派の宗教曲をその主なレパートリーとしています。
宗教作品はその曲が意図された典礼的枠組みの中で演奏されたときに、その真価を最大に発揮できるという考えから、通常の演奏会であっても教会という場をお借りして、ミサや晩課の形式を取り、グレゴリオ聖歌やラテン語による聖書朗唱などとポリフォニー楽曲をとりまぜたプログラムを組むようにしています。楽譜はすべて15、6世紀に書かれた計量記譜法によるオリジナル譜を用い、ラテン語の歌詞は、その作品、作曲家にふさわしい発音を採用します。たとえばフランス・フランドルの音楽では歴史的なフランス語式に発音します。そしてその発音に基づいた発声法により、旋法的な旋律の動きを表現し、純正な音律によるハーモニーと、教会の音響の中で最良の響きを得られるよう努めています。
その活動が認められ、2015年、第27回ミュージック・ペンクラブ音楽賞を受賞しました。これまでに11枚のアルバムを録音、その多くが「レコード芸術」「朝日新聞試聴室」などで推薦盤に選ばれています。2009年からはジョスカン・デ・プレのミサ曲全集のリリースを続けています。またカペラの演奏は日本初のクラシック専門インターネット・ラジオ局OTTAVAのテーマ曲、ジングルに起用され、毎日の放送で随所に流されています。
カペラはその活動を通して、天の響きを地上に再現し、清らかな波動を送り続けることを目指していきたいと考えています。
2回の定期公演でカペラの演奏をお楽しみいただける定期会員。1回ずつのご購入よりもお得です。原則として最前列の2列は定期会員の方のみが座れる優先シートです。またライブCDがお手元に届きます。特典をぜひ実感してください。
会費 8,500円 *定期公演2回のチケット・各1枚のご購入代金。 *通常の前売料金(4,500円×2回)より500円お得です。
最前列と2列目は早くからお並びいただいた定期会員の優先シートです。
*会場によっては会員の方全員がお座りになれないことがございますことをご承知おきください。
会員割引
フォンス・フローリス主催公演チケットを割引価格でご購入いただけます。
(会員ご本人様1名分のみとさせていただきます)
ライブCD贈呈
カペラ・ライブCD(非売品)を1枚贈呈します。
日程の振替
複数回公演に限り、ご都合が悪くなった場合別の公演日に振り替えられます。
事前にお知らせいただき、振替公演日に直接会場へお越しください。
プログラムへの芳名記載
会員の方のお名前をプログラムへ記載させていただきます。
匿名希望の方は、お申し込み時にお知らせください。
(1)申込書の必要項目を電子メールにて事務局までお知らせください(contact@fonsfloris.com)
(2)会費をお振込みください (振込手数料はご負担くださいますようお願い申しあげます)
(3)お申込みとご入金確認後、1月と5月公演チケットをお送りいたします。
※公演会場で申し込まれる場合は、受付でお申込書へ記入していただき会費をお支払いください。その場でチケットをお渡しします。
会費・チケット代金お振り込み先
楽天銀行第二営業支店 普通預金7506495 株式会社フォンス フローリス
郵便振替口座 00140-3-354780 フォンス・フローリス
《必要項目》
1. 御氏名
2. 種別【定期・賛助・御寄付】
3. 新規・継続
4. プログラムへの氏名掲載希望 有・無
5. 御住所 〒
6. 電話番号とメールアドレス
7. 1月、5月公演、それぞれの希望日 (由比ガ浜)・(東京カテドラル)を選んでください。
ビュノワのミサ《ロム・アルメ》
2019年
1月6日(日)午後5時 カトリック由比ガ浜教会
1月16日(水)午後7時15分 東京カテドラル聖マリア大聖堂(カトリック関口教会)
オケゲムのミサ《ミミ》
プロフィール
宗教作品はその曲が意図された典礼的枠組みの中で演奏されたときに、その真価を最大に発揮できるという考えから、通常の演奏会であっても教会という場をお借りして、ミサや晩課の形式を取り、グレゴリオ聖歌やラテン語による聖書朗唱などとポリフォニー楽曲をとりまぜたプログラムを組むようにしています。楽譜はすべて15、6世紀に書かれた計量記譜法によるオリジナル譜を用い、ラテン語の歌詞は、その作品、作曲家にふさわしい発音を採用します。たとえばフランス・フランドルの音楽では歴史的なフランス語式に発音します。そしてその発音に基づいた発声法により、旋法的な旋律の動きを表現し、純正な音律によるハーモニーと、教会の音響の中で最良の響きを得られるよう努めています。
その活動が認められ、2015年、第27回ミュージック・ペンクラブ音楽賞を受賞しました。これまでに11枚のアルバムを録音、その多くが「レコード芸術」「朝日新聞試聴室」などで推薦盤に選ばれています。2009年からはジョスカン・デ・プレのミサ曲全集のリリースを続けています。またカペラの演奏は日本初のクラシック専門インターネット・ラジオ局OTTAVAのテーマ曲、ジングルに起用され、毎日の放送で随所に流されています。
カペラはその活動を通して、天の響きを地上に再現し、清らかな波動を送り続けることを目指していきたいと考えています。
カペラ友の会のご案内
定期会員
2回の定期公演でカペラの演奏をお楽しみいただける定期会員。1回ずつのご購入よりもお得です。原則として最前列の2列は定期会員の方のみが座れる優先シートです。またライブCDがお手元に届きます。特典をぜひ実感してください。
会費 8,500円 *定期公演2回のチケット・各1枚のご購入代金。 *通常の前売料金(4,500円×2回)より500円お得です。
特典
会員優先座席最前列と2列目は早くからお並びいただいた定期会員の優先シートです。
*会場によっては会員の方全員がお座りになれないことがございますことをご承知おきください。
会員割引
フォンス・フローリス主催公演チケットを割引価格でご購入いただけます。
(会員ご本人様1名分のみとさせていただきます)
ライブCD贈呈
カペラ・ライブCD(非売品)を1枚贈呈します。
日程の振替
複数回公演に限り、ご都合が悪くなった場合別の公演日に振り替えられます。
事前にお知らせいただき、振替公演日に直接会場へお越しください。
プログラムへの芳名記載
会員の方のお名前をプログラムへ記載させていただきます。
匿名希望の方は、お申し込み時にお知らせください。
賛助会員
カペラの安定的な運営をご寄付で支えてくださる“賛助会員”を募っております。 継続的な演奏活動のために、ご支援のほどよろしくお願いいたします。 会費 1口 12,000円 *定期公演2回のチケットを各1枚贈呈いたします。
特典
定期会員に準じます。 さらに会員パーティーなど特別な催事の際には優先的にご案内いたします。
ご寄付について
1口1万円より、随時受け付けております。皆様のご支援をお願い申しあげます。
申込方法(締切 2019年1月16日)
(1)申込書の必要項目を電子メールにて事務局までお知らせください(contact@fonsfloris.com)
(2)会費をお振込みください (振込手数料はご負担くださいますようお願い申しあげます)
(3)お申込みとご入金確認後、1月と5月公演チケットをお送りいたします。
※公演会場で申し込まれる場合は、受付でお申込書へ記入していただき会費をお支払いください。その場でチケットをお渡しします。
会費・チケット代金お振り込み先
楽天銀行第二営業支店 普通預金7506495 株式会社フォンス フローリス
郵便振替口座 00140-3-354780 フォンス・フローリス
申込項目
1. 御氏名
2. 種別【定期・賛助・御寄付】
3. 新規・継続
4. プログラムへの氏名掲載希望 有・無
5. 御住所 〒
6. 電話番号とメールアドレス
7. 1月、5月公演、それぞれの希望日 (由比ガ浜)・(東京カテドラル)を選んでください。
ヴォーカル・アンサンブル カペラ2019シーズン定期公演
ビュノワのミサ《ロム・アルメ》
〜グレゴリオ聖歌とルネサンス・ポリフォニーによるミサ形式の演奏会
1月6日(日)午後5時 カトリック由比ガ浜教会
1月16日(水)午後7時15分 東京カテドラル聖マリア大聖堂(カトリック関口教会)
グレゴリオ聖歌 Gregorian chant,
御公現の祝日のミサ固有唱
Proprium Missae de Epiphania Domini
ギヨーム・デュファイ Guillaume Du Fay (1398?-1474),
「御公現を主に」「博士たちはその星を見」
“Epiphaniam Domino” “Magi viderunt stellam”
ジャン・ド・オケゲム Jean de Ockeghem (ca.1410-1497),
「救い主を養われた御母」
Alma Redemptoris Mater
アントワヌ・ビュノワ Antoine Busnoys (ca.1430-1492),
ミサ《ロム・アルメ(武装した人)》
Missa L’homme armé
御公現の祝日のミサ固有唱
Proprium Missae de Epiphania Domini
ギヨーム・デュファイ Guillaume Du Fay (1398?-1474),
「御公現を主に」「博士たちはその星を見」
“Epiphaniam Domino” “Magi viderunt stellam”
ジャン・ド・オケゲム Jean de Ockeghem (ca.1410-1497),
「救い主を養われた御母」
Alma Redemptoris Mater
アントワヌ・ビュノワ Antoine Busnoys (ca.1430-1492),
ミサ《ロム・アルメ(武装した人)》
Missa L’homme armé
オケゲムのミサ《ミミ》
〜グレゴリオ聖歌とルネサンス・ポリフォニーによるミサ形式の演奏会
2019年
5月26日(日)午後5時 会場未定
5月31日(金)午後7時15分 東京カテドラル聖マリア大聖堂(カトリック関口教会)
ジャン・ド・オケゲム Jean de Ockeghem (ca.1410-1497),
ミサ《ミミ》ほか Missa Mimi
ミサ《ミミ》ほか Missa Mimi